戦国策[語句情報] »
戦国策
「戦国策〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
戦国策の前後の文節・文章を表示しています。該当する6件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「十二支考」より 著者:南方熊楠
仮る狐てふ諺だ、これは江乙《こういつ》が楚王に〈狐虎の威を仮る〉と言った故事で『
戦国策』に出ている。『今昔物語集』巻五第二十一語に天竺《てんじく》の山に狐と虎住....
「十二支考」より 著者:南方熊楠
棲所の穴その道一ならず、猟人一道を燻《ふすぶ》れば他道に遁《のが》れ去る、故に『
戦国策』に〈狡兎三窟ありわずかにその死を免れ得るのみ〉という」。兎は後脚が長くて....
「十二支考」より 著者:南方熊楠
フートステプス・イン・イースト・アフリカ》』第五章)。 蛇足の喩《たと》えは『
戦国策』に見ゆ。昭陽楚の将として魏を伐《う》ち更に斉を攻めた時、弁士|陳軫《ちん....
「十二支考」より 著者:南方熊楠
居るなどあるを攷《かんが》え合すべし。介が動物を挟み困《くる》しめた記事は例の『
戦国策』の鷸蚌《いつぼう》の故事もっとも顕われ、其碩《きせき》の『国姓爺《こくせ....
「十二支考」より 著者:南方熊楠
除夕《じょせき》を以て桃人を飾り、葦索を垂《た》れ、虎を門に画くとあり。桃人は『
戦国策』に見える桃梗で、〈梗は更なり、歳終更始す、介祉を受くるなり〉とあれば、年....
「八犬伝談余」より 著者:内田魯庵
この両管領との合戦記は、馬琴が失明後の口授作にもせよ、『水滸伝』や『三国志』や『
戦国策』を襲踏した痕が余りに歴々として『八犬伝』中最も拙陋を極めている。一体馬琴....