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戦鼓
「戦鼓〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
戦鼓の前後の文節・文章を表示しています。該当する3件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「三国志」より 著者:吉川英治
の火はたちまち燃えひろがった。 のみならず城の三方から、猛風に乗せて、喊の声、
戦鼓のひびき、急激な攻め鉦の音などがいちどに迫ってきたので、城兵は消火どころでは....
「三国志」より 著者:吉川英治
の治より今にいたるまで二百余年、平和をつづけて、近頃ようやく、地に干戈の音、雲に
戦鼓の響き、いわゆる乱に入り始めたものではありませんか」 「そうです。……乱兆が....
「三国志」より 著者:吉川英治
悽愴の気、刻々とみちていた。 三江の水天、夜いよいよ深く 万条の銀蛇、躍るが如し
戦鼓鳴を止めて、舷々歌う 幾万の夢魂、水寨にむすぶ 魏の北岸の陣中で、誰か吟詠....