戯号[語句情報] » 戯号

「戯号〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

戯号の前後の文節・文章を表示しています。該当する3件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
渋江抽斎」より 著者:森鴎外
であった。剃髪して五郎作|新発智東陽院寿阿弥陀仏曇※然の名などとを配合して作った戯号ではなかろうか。 五郎作は劇神仙の号を宝田寿来に承けて、後にこれを抽斎に伝....
十二支考」より 著者:南方熊楠
ーに入って人と対等で闊歩し、手当り次第|掴《つか》み歩く。紀州田辺の紀の世和志と戯号した人が天保五年に書いた『弥生《やよい》の磯《いそ》』ちゅう写本に、厳島《い....
日和下駄」より 著者:永井荷風
んきゃく》があった。日本語を善《よ》くする事邦人に異らず、蘇山人《そさんじん》と戯号《ぎごう》して俳句を吟じ小説をつづりては常にわれらを後《しりえ》に瞠若《どう....