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戸畑
「戸畑〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
戸畑の前後の文節・文章を表示しています。該当する9件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「二、三羽――十二、三羽」より 著者:泉鏡花
いるのが常である。 或殿が領分巡回の途中、菊の咲いた百姓家に床几を据えると、背
戸畑の梅の枝に、大な瓢箪が釣してある。梅見と言う時節でない。 「これよ、……あの....
「新版 放浪記」より 著者:林芙美子
町近くの小学校へ通って行った。それを振り出しにして、佐世保、久留米、下関、門司、
戸畑、折尾《おりお》と言った順に、四年の間に、七度も学校をかわって、私には親しい....
「梅津只円翁伝」より 著者:杉山萠円
口 (狂言)野田一造、野村祐利、高原神留 ◇八島 (シテ)山崎友樹 (シテツレ)
戸畑宗吉 (ワキ)高木儀七 (大鼓)竹尾吉三郎 (小鼓)石橋英七 (笛)辻儀七 ....
「十二支考」より 著者:南方熊楠
話』続一三に、ある人曰く、大槻玄沢《おおつきげんたく》が語りしは、奥州栗原郡三の
戸畑村の中に鶏坂というあり。ここより、前《さき》の頃純金の鶏を掘り出だしける事あ....
「灯明之巻」より 著者:泉鏡花
ら、やくざでがしての。縁は異なもの、はッはッはッ。お前様、曾祖父様や、祖父様の背
戸畑で、落穂を拾った事もあんべい。――鼠棚捜いて麦こがしでも進ぜますだ。」 と....
「獄中への手紙」より 著者:宮本百合子
も経って居ります。咲は一つ年下よ。月末までいて帰ります。 岩本の娘さんの一人が
戸畑へお嫁に行っていたのではなかったでしょうか。あすこは鋳鉄で日本一なのですって....
「夫人利生記」より 著者:泉鏡花
る幻影が、春の闌なるごとく、浮いて遊ぶ。…… 一時間ばかり前の事。――樹島は背
戸畑の崩れた、この日当りの土手に腰を掛けて憩いつつ、――いま言う――その写真のぬ....
「野草雑記・野鳥雑記」より 著者:柳田国男
肥前南高来郡 パッパ 対馬豊崎村 ギシギシ 筑前|
戸畑 カワタケ 豊後東国東郡 サトガラ 同 速見郡 サド....
「こども風土記」より 著者:柳田国男
宗像郡 2 同 遠賀郡 10 同 八幡市 11 同 若松市 3 同
戸畑市 同 門司市 同 企救郡 同 京都郡 6 同 田川郡 4 同 ....