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「戸籍抄本〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

戸籍抄本の前後の文節・文章を表示しています。該当する4件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
正義と微笑」より 著者:太宰治
員としての資格を認めがたき者は除名する。志望者は六月十五日までに、自筆の履歴書、戸籍抄本、写真は手札型近影一葉(上半身正面向)ならびに戸主または保護者の許可証、....
獄中への手紙」より 著者:宮本百合子
ゃんのとこへ出かけようとしたら島田の母上からの書留。何かとびっくりしたらお手紙と戸籍抄本とが入って居りました。安心したといっておよろこびでした。又あなたからのお....
私はかうして死んだ!」より 著者:平林初之輔
肚《はら》をきめると、色々な手続きをする上に必要があったので、郷里の役場へあてて戸籍抄本を取り寄せることにした。すると一週間ばかりたってから役場から実に意外な返....
濹東綺譚」より 著者:永井荷風
た。紙入には入れ忘れたまま折目の破れた火災保険の仮証書と、何かの時に入用であった戸籍抄本に印鑑証明書と実印とが這入っていたのを、巡査は一枚々々静にのべひろげ、そ....