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「所作舞台〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

所作舞台の前後の文節・文章を表示しています。該当する2件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
雪之丞変化」より 著者:三上於菟吉
びきはじめていた。 雪之丞は、山ぐみが、さも重畳《ちょうじょう》として見える、所作舞台へと、間もなく現れた。 中幕は、滝夜叉の夢の場――官女すがたの彼と、公....
縷紅新草」より 著者:泉鏡花
よ。」 「構わない。破れ麻だよ。たかが墨染にて候だよ。」 「墨染でも、喜撰でも、所作舞台ではありません、よごれますわ。」 「どうも、これは。きれいなその手巾で。....