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所帯持
「所帯持〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
所帯持の前後の文節・文章を表示しています。該当する4件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「婦系図」より 著者:泉鏡花
して置くだろう、こんな実のある、気前の可い……」 「値切らない、」 「ほんによ、
所帯持の可い姉さんを。分らない旦じゃねえか。」 「可いよ。私が承知しているんだか....
「姑と嫁について」より 著者:与謝野晶子
た妻という人は新聞紙に由れば普通の教育もあり、常識もあり、良人との仲も睦まじく、
所帯持も好く、快濶ではないが優しい中に熱烈な所のある婦人で、芸術上の希望を満たし....
「一商人として 」より 著者:相馬愛蔵
み何回は規則に従って差し引き、俸給|幾何、家持手当、子供老人手当、夕食代、これは
所帯持ちに、配当、ボーナス等々合計○○○何々殿、年月日、と一人一人異なる事情と計....
「三枚続」より 著者:泉鏡花
い。」 「ざまあ見やがれ、俺が寄席へ行くのを愚図々々吐しやがって、鉄さんだってお
所帯持だ、心なくッて欠厘でも贅な銭を使うものかい、地震除だあ、おたふくめ、」 「....