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「所志〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

所志の前後の文節・文章を表示しています。該当する2件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
坑夫」より 著者:夏目漱石
たんだから、ことほどさように人間の引力が強いと云う事を証拠立てると同時に、自分の所志にもう背《そむ》かねばならぬほどに自分は薄弱なものであったと云う事をも証拠立....
父の墓」より 著者:岡本綺堂
せし二、三の人、きょうも我より先に詣で来りて、山吹の黄なる一枝を手向けて去りたる所志しみじみ嬉しく、われも携え来りし紫の草花に水と涙をそそぎて捧げぬ。きのうの春....