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手の裏を返す
「手の裏を返す〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
手の裏を返すの前後の文節・文章を表示しています。該当する3件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「雪之丞変化」より 著者:三上於菟吉
ござりましょう」
と低く、低く、腰をかがめるのだった。
一八
雪之丞が、
手の裏を返すように、折れて出たのを見ると、三郎兵衛は、ニヤリと猫族に似た白い歯を....
「真珠の首飾り」より 著者:神西清
にきまっていますの? 常ひごろ、あんなに尊重してらしたことを、なんだっていきなり
手の裏を返すようなことを仰しゃるの?」 「僕が尊重してたって、そりゃ一体なんのこ....
「はつ恋」より 著者:神西清
。急にじゃれついてきて、わたしを興奮させたり、うっとりさせたかと思うと、こんどは
手の裏を返すように、わたしを突っぱなして、彼女に近寄ることも、その顔を眺めること....