手を分かつ[語句情報] » 手を分かつ

「手を分かつ〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

手を分かつの前後の文節・文章を表示しています。該当する3件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
半七捕物帳」より 著者:岡本綺堂
か》に川越を立って三月の朔日《ついたち》に花川戸へ着いたお葉は、すぐに次郎兵衛と手を分かつことを好まなかった。自分の家は眼の先きにあると云って、ひと先ず彼を我が....
名人地獄」より 著者:国枝史郎
行へ出るがよい、おれは本職の能役者へ帰ると、こういって親友の平手造酒と、黒門町で手を分かつと、麹町のやしきへ戻ろうと、彼はここまで来たのであった。その時やにわに....
南半球五万哩」より 著者:井上円了
、博物館、礼拝堂等を外部より一覧して、レストランに入り午餐を喫し、閑談数十分にて手を分かつ。聞くところによれば、南アフリカの日本人排拒は豪州よりもはなはだしく、....