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手を掻
「手を掻〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
手を掻の前後の文節・文章を表示しています。該当する3件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「大菩薩峠」より 著者:中里介山
いつはたまらねえ」 いつのまにか蚊に手の甲を、したたかに食われていました。その
手を掻いてから、ピシリと顔を打って蚊をハタキ落し、 「世の中に蚊ほどうるさきもの....
「顎十郎捕物帳」より 著者:久生十蘭
しながら足袋はだしのまま息も絶え絶えに駈けよって来て、長い袖をハタとうちかけ、両
手を掻きいだくようにして数負の胸に喰いつくと、ワッと声をあげて身も世もないように....
「山の人生」より 著者:柳田国男
人のたけばかりなる猿の如きものなり。若党引出さんとするに、力強く爪尖りて、若党の
手を掻破りけるを、漸くに引出したり。久太夫|葛を用ゐて之を縛り、村里へ引出し、燈....