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「手手〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

手手の前後の文節・文章を表示しています。該当する3件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
青い眼の人形」より 著者:野口雨情
紅《べに》渡せ お猪口《ちよこ》で渡せ 乙鳥《つばめ》の姉さん あかい紅渡せ お手手をお出し お猪口で渡そ お手手を出した あかい紅渡せ あかい紅渡そ お猪口で....
四国遍路日記」より 著者:種田山頭火
しづかなおべんたうをひらく 梅干あざやかな飯粒ひかる 行乞即事 あなもたいなやお手手のお米こぼれます まぶしくもわが入る山に日も入つた 高知城 お城晴れわたる蔦....
博多人形」より 著者:竹久夢二
一ぱいになったとき、お磯は人形に言うのでした。 「あなたは好い児ね。あたしは、お手手が、こんなに一ぱいなんでしょう。ほうら、だからここへねんねして待ってて頂戴な....