手柄者[語句情報] » 手柄者

「手柄者〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

手柄者の前後の文節・文章を表示しています。該当する2件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
鳴門秘帖」より 著者:吉川英治
さだめしもう彼奴を、殺してしまう寸法がついたんでしょうが、そのきッかけを見つけた手柄者の宅助は、まだいっこう目鼻がつきません。その手がかりをつけた功に愛でて、ね....
黒田如水」より 著者:吉川英治
令して、 「非をいい立てるなかれ。軍中において、是非を鳴らすはそもそも、第一の不手柄者ぞ」 と、戒めたので、将士はようやくその不満をべつな方に向けて、掃討に立....