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手棒
「手棒〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
手棒の前後の文節・文章を表示しています。該当する2件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「旗本退屈男」より 著者:佐々木味津三
違げえしやがったか、身には何も覚えがねえのに、役人共が張ってやがって、やにわに十
手棒がらみで御用だッと吐かしゃがッたので、逃げつ追われつ、夢中であそこの塀をのり....
「草迷宮」より 著者:泉鏡花
を一つ揺上げて、 「濡れちゃいねえが、ヒヤリとしたでね、可い塩梅よ、引込んだのは
手棒の方、」 へへ、とまた独りで可笑がり、 「こっちの手で、ハイ海へ落ちさっし....