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「手沢本〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

手沢本の前後の文節・文章を表示しています。該当する2件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
渋江抽斎」より 著者:森鴎外
る。抽斎の説には発明|極て多く、此の如き類はその一斑に過ぎない。 抽斎遺す所の手沢本には、往々欄外書のあるものを見る。此の如き本には『老子』がある。『難経』が....
春水と三馬」より 著者:桑木厳翼
奪胎であることは明白であり、然も其が春水の作という所に興味があるし、後者は名家の手沢本として私の貧弱な書斎を飾るものと思って居た。然し三馬の蔵書はざらに世間にあ....