手長蝦[語句情報] »
手長蝦
「手長蝦〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
手長蝦の前後の文節・文章を表示しています。該当する2件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「文学以前」より 著者:豊島与志雄
っと水底に沈め、数分たって引上げれば、網の中には多くの蝦が群れている。この密漁の
手長蝦を芝蝦の代りにして、お好み焼の材料に使い、客に売りつけた男があったが、これ....
「顎十郎捕物帳」より 著者:久生十蘭
ボーッと雨に煙り、折からいっぱいの上潮で、柳の枝の先がずっぷり水に浸《つ》かり、
手長蝦だの舟虫がピチャピチャと川面《かわも》で跳ねる。……ちょうど逢魔ガとき。 ....