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才器
「才器〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
才器の前後の文節・文章を表示しています。該当する2件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「梟雄」より 著者:坂口安吾
たのである。 同門の小坊主どもは法蓮房に引き廻されて快く思わなかったが、それは
才器に距たりがありすぎたせいでもあった。 ただ一人南陽房という弟々子が彼に傾倒....
「三国志」より 著者:吉川英治
交わりがあったので、その遺族はみな引き取って懇ろに世話していたが、とりわけ馬謖の
才器を彼はいたく鍾愛していた。 故玄徳は、かつて孔明に、 (この子、
才器に過ぐ....