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「才槌頭〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

才槌頭の前後の文節・文章を表示しています。該当する4件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
平凡」より 著者:二葉亭四迷
旦昇降口へ吸込まれて、此処で又|紛々《ごたごた》と入乱れ重なり合って、腋の下から才槌頭《さいづちあたま》が偶然《ひょっ》と出たり、外歯《そっぱ》へ肱が打着《ぶつ....
旧聞日本橋」より 著者:長谷川時雨
《かつお》は片身もらってゆくよの型《タイプ》で、もちっとゴツクした、ガッチリした才槌頭《さいづちあたま》である。テンコツさんのいわれは知らない。一度何のことかと....
旧聞日本橋」より 著者:長谷川時雨
た》に似た畳附きの下駄へ、白なめしの太い鼻緒のすがったのを穿いていた。四角い顔の才槌頭《さいづちあたま》だった。静かにお茶を飲んだり、御酒をのんだりしてはなして....
粟田口霑笛竹(澤紫ゆかりの咲分)」より 著者:三遊亭円朝
りました」 伊「強気に長いな、馴染の女とたかいぜ」 長「お前さんのお蔭で大黒柱へ才槌頭を打附けやした」 と云いながら伊之助の耳元へ口を寄せ、 長「大変な訳です....