打ち立つ[語句情報] »
打ち立つ
「打ち立つ〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
打ち立つの前後の文節・文章を表示しています。該当する3件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「神社合祀に関する意見」より 著者:南方熊楠
た》一枚の命懸けの仕事する者どもゆえ、朝夕身の安全を蛭子《えびす》命に祷り、漁に
打ち立つ時獲物あるごとに必ずこれに拝詣し報賽《ほうさい》し、海に人落ち込みし時は....
「十二支考」より 著者:南方熊楠
ら残肉を貯えざるを得ぬと答えた、獅それは不便だ以後我と伴れて出懸くべしとて一緒に
打ち立つ事とした、従来善牙獅の蹤《あと》を追い残肉を食い行く性悪の一老野干あり、....
「神州纐纈城」より 著者:国枝史郎
四歳の少年武士、高坂弾正の妾腹の息、高坂甚太郎はお受けをした。 「これよりすぐに
打ち立つよう」 「かしこまってござります」 「去年の五月、端午の節句に、楯無しの....