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「打揚げる〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

打揚げるの前後の文節・文章を表示しています。該当する3件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
バルザックの寝巻姿」より 著者:吉行エイスケ
って呉れるようにと、ロダンさんは仰有ったのです。妾達の曲芸団はマルセーユの興行を打揚げると、スペインのバルセロナの街に小屋を下しました。妾は無智な女で、芸術家に....
残されたる江戸」より 著者:柴田流星
昔は玉屋鍵屋が承って五月二十八日より上流下流に大伝馬をもやいて大花火、仕掛花火を打揚げる。江戸ッ児の魂を有頂天にして、足元の小石にも跪かしむるはこの時で、「玉屋....
卵塔場の天女」より 著者:泉鏡花
がら、心太や寒天を呼んだのはまだしも、その素裸で、屋根の物干へ立って、遥に公園で打揚げる昼花火を視ながら、八が心ばかりの七夕の竹に、短冊を結んだのには驚いた。そ....