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「打敷〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

打敷の前後の文節・文章を表示しています。該当する2件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
大菩薩峠」より 著者:中里介山
り、功名一時の叢《くさむら》となる。国破れて山河あり、城春にして草青みたりと、笠打敷て時のうつるまで泪《なみだ》を落し侍《はべ》りぬ。 夏草やつはものどもが夢....
平泉紀行」より 著者:村山俊太郎
夏草は一面にそよ風になびいている。 「国破れて山河あり、城春にして草青みたりと笠打敷きて時のうつるまで涙を落し侍りぬ 夏草や兵どもが夢の跡 芭蕉 卯の花に兼....