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「打棒〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

打棒の前後の文節・文章を表示しています。該当する4件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
道標」より 著者:宮本百合子
じであるヴォージラールがはじまってモンパルナスやラスパイユをつっきり、ホッケーの打棒のようにカーヴした先が、サン・ミシェル通りでソルボンヌ大学につきあたる。ガリ....
十二支考」より 著者:南方熊楠
座を沾汚《てんお》す、駆りて角《すみ》に入らしむ、急を得て糞を失す、次第七人、皆打棒せられ、地に宛転《えんてん》す〉とあるから転化したのだ。 さて次に趣向の話....
純情狸」より 著者:佐藤垢石
となって、横倒れに倒れてしまった。同時に、呼吸が絶えた様子だ。 こら廷丁、少し打棒がはげし過ぎたぞ。 はい、ですが水をかければ、すぐ息を吹き返します。 手....
私本太平記」より 著者:吉川英治
。 「乱声、乱声っ!」 尊氏は、軍鼓の武士をこう励ました。鉦、鼓、ささらの如き打棒、あらゆる鼓舞の殺陣楽が、彼のお座船ばかりでなく、定禅やほかの船上でも狂気の....