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打止め
「打止め〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
打止めの前後の文節・文章を表示しています。該当する3件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「花吹雪」より 著者:太宰治
くろがねの筋をぶち込んでお目に掛けんと固く決意仕り、ひとり首肯してその夜の稽古は
打止めに致し、帰途は鳴瀬医院に立寄って耳の診察を乞い、鼓膜は別に何ともなっていま....
「釘抜藤吉捕物覚書」より 著者:林不忘
ら出て来たという、力持ちの大石武右衛門が人気を呼んで、このところ柳江亭は連夜木戸
打止めの盛況だった。 いま高座に出ているのは、若いが達者な、はなし家の浮世亭|....
「明治劇談 ランプの下にて」より 著者:岡本綺堂
たらしい。 わたしの記憶している限りでは、これが歌舞伎から生み出された流行物の
打止めであったらしく、今の歌右衛門が福助の人気盛りにも、櫛かんざしを始めとして、....