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扶持方
「扶持方〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
扶持方の前後の文節・文章を表示しています。該当する3件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「梅津只円翁伝」より 著者:杉山萠円
り、十三日東京着。隔日の御番(当番)出仕で、夜半二時迄の不寝番をつとめた。毎月お
扶持方として金十五円二歩を賜わった。 この時翁の師匠、喜多能静氏(喜多流十三世....
「大菩薩峠」より 著者:中里介山
二人の者の身上で、一羽の鳥とはいえ禽類の王者の子を手飼いにしようとは、分に過ぎた
扶持方《ふちかた》だと、この時、はじめて観念せざるを得なくなったに相違ありません....
「エタ源流考」より 著者:喜田貞吉
ある。六条村エタ年寄の留書にも、元禄十一年に淀城主へ、天部村お役田地並に小法師御
扶持方田地を書き上げた事が見えている。 しかるに享保九年六月頃、天部村の小法師....