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扶桑略記
「扶桑略記〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
扶桑略記の前後の文節・文章を表示しています。該当する5件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「十二支考」より 著者:南方熊楠
て白き水にす。種々《くさぐさ》の奇《あや》しき術、殫《つく》して究むべからず(『
扶桑略記《ふそうりゃっき》』四には多以究習とす)。また、虎、その針を授けて曰く、....
「十二支考」より 著者:南方熊楠
伊勢貞丈《いせさだたけ》、武士、厩の神を知りたる人少なしとて、『諸社根元記』と『
扶桑略記』より延喜天徳頃|左右馬寮《さうまりょう》に坐せし、生馬の神、保馬の神を....
「法隆寺再建非再建論の回顧」より 著者:喜田貞吉
年の大安寺資財帳を見ると、この寺は草創以来明らかに数度火災に罹ったもので、ことに
扶桑略記によれば、近く和銅四年にも炎上し、大安寺碑文と称するものにもこの寺焼失の....
「オシラ神に関する二三の臆説」より 著者:喜田貞吉
雛遊びと、東北地方におけるオシラ神との間に連絡を示すものと思われる一つの記事が、
扶桑略記によって伝えられている。同書天慶二年の条に「或記」というものを引いて、 ....
「古寺巡礼」より 著者:和辻哲郎
手になったかどうかはわからない。西金堂に十大弟子や神王の像が安置せられたことは『
扶桑略記』『元亨釈書』等のひとしく伝えるところであるが、しかし後代に存していた十....