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扶翼
「扶翼〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
扶翼の前後の文節・文章を表示しています。該当する6件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「最終戦争論」より 著者:石原莞爾
大同国家の成立に飛躍するのではなかろうか。 われらは、天皇を信仰し心から皇運を
扶翼し奉るものは皆われらの同胞であり、全く平等で天皇に仕え奉るべきものと信ずる。....
「社会時評」より 著者:戸坂潤
藤総理大臣は更に、「国体の本義に基き益々我が国民精神を作興し国本を培養して皇運を
扶翼し奉るの特に急なるを」訓辞した。その次には一同は新宿御苑拝観の栄を賜り、四日....
「三国志」より 著者:吉川英治
思い奉り、天下の将来を憂えぬことである。一身の処決を急ぎ、生きて祖宗のあやうきを
扶翼し奉らんとはせず、みだりに血気の勇を示そうとするは――けだし真の忠節とは申さ....
「三国志」より 著者:吉川英治
かし、まだ天下はほんとに治まっていないし、朝廷におかれても、この曹操にかわって、
扶翼し奉る人がおらぬ。朝野の安危を見とどけずに、身ひとつ閑地に楽しむのは、曹操の....
「私本太平記」より 著者:吉川英治
かにありませぬ。たとえ百日|御座あっても」 「否とか」 「非力不才の者が、御陣の
扶翼に参じなどしては、かえって乱を大きくし、宮方の禍いを深うするのみでございます....
「戦争史大観」より 著者:石原莞爾
る範囲では次のようなものである。 1 三種神器に於ける剣。 国体を擁護し皇運を
扶翼し奉る力、日本の武である。 2 「善男子正法を護持せん者は五戒を受けず威儀を....