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承知の
「承知の〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
承知のの前後の文節・文章を表示しています。該当する15件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「疑惑」より 著者:芥川竜之介
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ちょうど明治二十四年の事でございます。御
承知の通り二十四年と申しますと、あの濃尾《のうび》の大地震《おおじしん》がござい....
「報恩記」より 著者:芥川竜之介
げく》、北条屋一家は分散のほかに、仕方のない羽目《はめ》になってしまいました。御
承知の通り町人には取引き先はございましても、友だちと申すものはございません。こう....
「邪宗門」より 著者:芥川竜之介
《ごようす》から御性質まで、うらうえなのも稀《まれ》でございましょう。大殿様は御
承知の通り、大兵肥満《だいひょうひまん》でいらっしゃいますが、若殿様は中背《ちゅ....
「十円札」より 著者:芥川竜之介
。それも粟野さんの言葉よりは遥《はる》かに真剣に言ったつもりだった。
「月給は御
承知の通り六十円ですが、原稿料は一枚九十銭なんです。仮に一月《ひとつき》に五十枚....
「河童」より 著者:芥川竜之介
温泉|宿《やど》から穂高山《ほたかやま》へ登ろうとしました。穂高山へ登るのには御
承知のとおり梓川《あずさがわ》をさかのぼるほかはありません。僕は前に穂高山はもち....
「路上」より 著者:芥川竜之介
に、全然差別がないと云っても差支えありません。その差別のない点を指摘したのが、御
承知の通りロムブロゾオの功績です。」
「僕は差別のある点も指摘して貰いたかった。....
「捨児」より 著者:芥川竜之介
事が後に知れました。ちょうど母が歿《な》くなる前年、店の商用を抱えた私は、――御
承知の通り私の店は綿糸の方をやっていますから、新潟界隈《にいがたかいわい》を廻っ....
「秋山図」より 著者:芥川竜之介
ている内に、ふと翁に、黄一峯《こういっぽう》の秋山図を見たかと尋ねました。翁はご
承知のとおり画事の上では、大癡を宗《そう》としていた人です。ですから大癡の画とい....
「二つの手紙」より 著者:芥川竜之介
駿河台下《するがだいした》のあるカッフェへ飯を食いに参りました。駿河台下には、御
承知の通りあの四つ辻の近くに、大時計が一つございます。私は電車を下りる時に、ふと....
「忠義」より 著者:芥川竜之介
、それを修理に許しては自分の武士がたたないからである。
「佐渡殿の云われた事は、
承知の上での頼みじゃ。」
ほどを経て、修理が云った。
「登城を許せば、その方が....
「妖婆」より 著者:芥川竜之介
時との間、用が済んだら、自分の所へも寄ってくれと云う返事です。新蔵は礼と一しょに
承知の旨を答えると、早速電話を切りましたが、さあそれから日の暮までが、待遠しいの....
「或る女」より 著者:有島武郎
や》り熱した。
「いゝえ、わがままだとばかりお思いになっては困ります。わたしは御
承知のような生まれでございますし、これまでもたびたび御心配かけて来ておりますから....
「星座」より 著者:有島武郎
後々の事園君に依頼しおき候えば同君につきせいぜい御勉強しかるべくと存じ候同君は御
承知のとおり小生会心の一友年来起居をともにしその性格学殖は貴女においても御知悉《....
「霊界通信 小桜姫物語」より 著者:浅野和三郎
守護霊の事でございます。誰にも一人の守護霊が附いて居ることは、心霊に志す方々の御
承知の通りでございますが、私にも勿論一人の守護霊が附いて居り、そしてその守護霊と....
「梵雲庵漫録」より 著者:淡島寒月
子供心にもちょっと恐ろしいような感じがしたのを覚えている。 その頃の上野には御
承知の黒門があって、そこから内へは一切物売を厳禁していたから、元の雁鍋の辺から、....