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「把住〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

把住の前後の文節・文章を表示しています。該当する2件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
草枕」より 著者:夏目漱石
がために嬉《うれ》しいのではない。初から窈然《ようぜん》として同所《どうしょ》に把住《はじゅう》する趣《おもむ》きで嬉しいのである。すでに同所に把住する以上は、....
文壇の趨勢」より 著者:夏目漱石
るか、どちらに傾くかは、読書界の傾向で大部きめられる問題であります。もし読書界が把住性が強くって、在来の作物からなお或物を予期しつつある間は、圏内の競争の方が烈....