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「投票〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
投票の前後の文節・文章を表示しています。該当する15件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「競馬」より 著者:織田作之助
地に白い銭形紋《ぜにがたもん》散《ち》らしの騎手《きしゅ》の服も見えず、その馬に
投票していた少数の者もほとんど諦《あきら》めかけていたような馬が、最後の直線コー....
「青春の逆説」より 著者:織田作之助
痩せた体をさらけ出せるか」と赤井は言った。 やがて、仮装行列が全部済み、教授の
投票による成績が発表された。「酋長の娘」はビリから二番目の成績だった。ざまあ見ろ....
「鎖工場」より 著者:大杉栄
きつけていればいい。そしてただ、数年日に来る代表者改選の時に、俺達の方の代表者に
投票をすればいいんだ。」 「俺達の代表者は、だんだん俺達の鎖をゆるめてくれると同....
「海野十三敗戦日記」より 著者:海野十三
君と、社会党の三軒茶屋の鈴木茂三郎氏と、自由党の東洋経済新報社長の石橋湛山氏とに
投票した。 ◯晴彦は去る九日首尾よく都立十二中(千歳中)の入学試験に合格した。英....
「日本脱出記」より 著者:大杉栄
僕がフランスを出る数日前に、パリ近郊の下院代議士補欠選挙の候補者として、未曽有の
投票数で当選した。反対諸党は合同して一人の候補者を出す筈であったのだが、この謀叛....
「宇宙尖兵」より 著者:海野十三
の必要について賛成した。 「どうぞ御勝手に……」 「では選挙しましょう。これに御
投票を」 フランケが紙を配った。 皆が書いてしまうと早速開票した。団長はフラ....
「政治に関する随想」より 著者:伊丹万作
て、与えられた観察の機会をむだにしたという理由からである。すなわち、いまだかつて
投票場に近寄つたこともない私は、
投票場というものがどんな様子のものかまつたく知ら....
「勧善懲悪」より 著者:織田作之助
おれが昔取った杵柄で書いてやった。なお「蘆のめばえ咲分娘」と題して、船場娘の美人
投票を募集するなど、変なことを考えついたのも、おれだった。これは随分当って、新聞....
「ファラデーの伝」より 著者:愛知敬一
会員で入場券一枚、二ギニーの者は一個年会員というようにし、また幹事九名は無給で、
投票によることにした。同三月七日にローヤル・ソサイテーの会長たるサー・ジョセフ・....
「夜の構図」より 著者:織田作之助
ないんです。いつかあいつと競馬に行きましたがね、あいつの買った馬は、一票しか単式
投票がなかったんですよ。つまり、あいつだけが買ったんで、むろんそんな変な馬は負け....
「欧米各国 政教日記」より 著者:井上円了
、数十名の法老相集まりて選定会を開く。これをコンクレイブという。そのときおのおの
投票を取り、その票面に選挙者の名すなわち自名と、法王に当たるべき法老の名と両方相....
「南半球五万哩」より 著者:井上円了
るいは巡査、あるいは郵丁を模擬する等、すこぶる奇装を競い、笑声沸くがごとし。後に
投票を行い、その多数を得たるものに賞品を与えり。これまた船中の閑散無事を破る良案....
「明治演劇年表」より 著者:岡本綺堂
和泉町より出火して、市村座も類焼。 ○五月、時事新報社にて前途有望なる青年俳優の
投票募集を行う。かくの如き
投票は、これが嚆矢なれば、各贔屓連はその運動に狂奔し、....
「浅沼稲次郎の三つの代表的演説」より 著者:浅沼稲次郎
いう状態になっておるけれども、日本の主権者たる国民が安保条約に対して正しき立場を
投票に表わすのが、主権者の任務なりと訴えてまいりたいと考えております。 第三の....
「私の履歴書」より 著者:浅沼稲次郎
国大衆党の立候補者は“帝国主義戦争絶対反対”をスローガンとしてかかげた。ところが
投票前夜に社会民衆党の公認候補馬島※氏側が「満州を支那に返せという大衆党(浅沼)....