抗言[語句情報] »
抗言
「抗言〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
抗言の前後の文節・文章を表示しています。該当する5件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「クリスマス・カロル」より 著者:ディケンズチャールズ
っていると抗弁したところで、自分は僅かに上靴と寝間着と夜帽しか着けていないのだと
抗言って見たところで、また当時自分は風邪を引いていると争ったところで、そんな事は....
「ジャン・クリストフ」より 著者:豊島与志雄
一 秩序のうちの混乱。だらしのないぞんざいな鉄道駅員。規則に服従しながら規則に
抗言する乗客。――クリストフはフランスにはいった。 税関吏の好奇心を満足さした....
「ジャン・クリストフ」より 著者:豊島与志雄
できてはいなくて、外部の影響にそそられ染められ動かされた。彼はクリストフの誇張に
抗言し、そして反対の方面へ誇張した。彼はいつもそういう精神の癖から、味方に反対し....
「ジャン・クリストフ」より 著者:豊島与志雄
こに認め、伝統にたいする攻撃を認めていた。が彼は伝統を尊敬してるのだった。しかし
抗言しても無益だった。何を書いてるのか彼は自分で知らないのだと、彼らは彼に証明し....
「ジャン・クリストフ」より 著者:豊島与志雄
いた。あまりに多くの人々が、自分のなしてる悪のことは考えもせずに、他人のなす悪に
抗言するだけで満足している。 オリヴィエはまず貧民救助に従事した。親しいアルノ....