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折込
「折込〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
折込の前後の文節・文章を表示しています。該当する7件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「縁結び」より 著者:泉鏡花
。」 「ちょっと休まして頂くかも知れません。爺さんは、」 「私かい。講中にちっと
折込みがあって、これから通夜じゃ、南無妙、」 と口をむぐむぐさしたが、 「はは....
「菎蒻本」より 著者:泉鏡花
掌をがばと当てて、上下に、調子を取って、声を揉出す。 佐内坂の崖下、大溝通りを
折込んだ細路地の裏長屋、棟割で四軒だちの尖端で……崖うらの畝々坂が引窓から雪頽れ....
「沼夫人」より 著者:泉鏡花
、その、主の留守の物寂しい。 濃い緑の雑樹の中へも、枝なりにひらひらと日の光が
折込んで、縁を浅黄に、木の葉を照らす。この影に、人は蒼白く一息した。 なぜか、....
「みさごの鮨」より 著者:泉鏡花
大方は目の煩いだろう。 トラホームなぞだと困る、と、その涙をとにかく内側へ深く
折込んだ、が。――やがて近江屋へ帰って、敷石を奥へ入ると、酒の空樽、漬もの桶など....
「旧主人」より 著者:島崎藤村
う》の胴裏を附けた変縞《かわりじま》の糸織で、八つ口の開いた女物に袖を通させて、
折込んだ広襟を後から直してやれば、優形《やさがた》な色白の歯医者には似合って見え....
「アイヌ宗教成立の史的背景」より 著者:知里真志保
ったようであります。そのことは山に関する伝説や、地名や、現実の祭の際に祈願の中に
折込んで行われる“パセ・オンカミ”(pase-onkami 重要な礼拝)と称せら....
「大菩薩峠」より 著者:中里介山
空壜をおっぽり出すと共に、またそこいらをガラガラひっかき廻しているうちに、ふと、
折込みの舶来のガラス鏡を発見し、 「ははあ、こいつ、お絹のやつが異人からせしめた....