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抜き差しならない
「抜き差しならない〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
抜き差しならないの前後の文節・文章を表示しています。該当する3件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「犂氏の友情」より 著者:久生十蘭
の小心な石亭先生が、どんなようすで盗っとと渡り合ったか、どんな経緯《いきさつ》で
抜き差しならないことになったか、その辺のようすが眼に見えるようだ。思うに、石亭先....
「随筆 新平家」より 著者:吉川英治
え」とすすめられていたのだとある。ところが、例の精密スケジュールと来ているので、
抜き差しならない。結局、石仏見参は、おあずけ。陽のあるうちにと、ハイヤー二台で、....
「詩とはなにか」より 著者:山之口貘
のである。 はなはだ漠然としているが、以上述べたことで、ぼくの考えている詩は、
抜き差しならないほど、生活と結びついているようである。 むかしから、詩について....