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「抜歯〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

抜歯の前後の文節・文章を表示しています。該当する2件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
自由画稿」より 著者:寺田寅彦
金冠、ブリッジなどといったような数々の工事にはずいぶんめんどうな手数がかかった。抜歯も何本か必要であったが、昔とちがってコカインのおかげでたいした痛みはなかった....
溺るるもの」より 著者:豊島与志雄
かった。その間あたしは、出来るだけ口を噤んで、眼をつぶって、じっともちこたえた。抜歯のあとの空洞《うつろ》が始終気にかかった。けれど自棄《やけ》は起さなかった。....