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択む
「択む〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
択むの前後の文節・文章を表示しています。該当する3件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「暗黒公使」より 著者:夢野久作
はない……「正義」というものに対してあれ程敏感な人間が、これ程の卑怯無道な手段を
択む筈はない……というような色々な反証を思い浮めると同時に、ただ、何かなしに欺さ....
「謡曲黒白談」より 著者:夢野久作
して、遥に三拝九拝して退くより他に途はないのである。 聴き手は注意して
択むべき事 自分も実は大の聴聞脅迫党で、今まで随分謡曲嫌いを製造した覚えがある....
「チベット旅行記」より 著者:河口慧海
て山原地を進むこと六里にしてある沼原地に宿った。宿る時分にはなるべく沼のある原を
択むです。なぜならば沼の原は草が余計ありますから……。
その翌十一日も同様山原....