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抱え屋敷
「抱え屋敷〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
抱え屋敷の前後の文節・文章を表示しています。該当する4件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「半七捕物帳」より 著者:岡本綺堂
そうして、ちょいと其処まで来てくれと云って、彼を左側の横町へ連れ込んだ。柳原家の
抱え屋敷と安楽寺という寺の間をぬけると、正面には一面の田畑が広く開けていた。田の....
「半七捕物帳」より 著者:岡本綺堂
本屋敷がありました。三千石の寄合《よりあい》で、まず歴々の身分です。深川の砂村に
抱え屋敷、即ち下《しも》屋敷がありまして、主人をはじめ家族の者が折りおりに遊びに....
「半七捕物帳」より 著者:岡本綺堂
なかを浅草へむかった。戸沢長屋は花川戸から馬道の通りへ出る横町で、以前は戸沢家の
抱え屋敷であったのを、享保年中にひらいて町屋《まちや》としたのである。そこへ来る....
「半七捕物帳」より 著者:岡本綺堂
万力もいい旦那を持って仕合わせだと、みんなに羨まれていますよ」 「伊勢屋のほかに
抱え屋敷はねえのか」 「十万石の
抱え屋敷があったのですが、可哀そうにお出入りを止....