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抱下
「抱下〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
抱下の前後の文節・文章を表示しています。該当する5件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「変身」より 著者:カフカフランツ
でも、もうすっかりさっぱりしました。今、ベッドから降りるところです。ちょっとご辛
抱下さい! まだ思ったほど調子がよくありません。でも、もうなおりました。病気とい....
「京鹿子娘道成寺」より 著者:酒井嘉七
と、馳けつけてくれまして、 「師匠、それでは、医師を呼びますから、しばらく、ご辛
抱下さい」 と、かけて出たのでございます。それから、後のことは、口にもつくせぬ....
「家」より 著者:島崎藤村
肩掛に包まれたまま、父の手に抱かれて来た。グタリとした子供の死体を、三吉は車から
抱下して、門の内へ運んだ。 仏壇のある中の部屋の隅には、人々が集って、お房の為....
「次郎物語」より 著者:下村湖人
て、ひとりでぐいぐいコップを干した。 「奥さん、ご迷惑でしょうがもうしばらくご辛
抱下さい。きょうは月見がてら、ご飯はみんなでごいっしょにいただきたいと言っていま....
「獄中への手紙」より 著者:宮本百合子
こびをもってしていることも云えば滑稽《こっけい》な位のことなのだし、マア折々御辛
抱下さい。ああ、私は、ユリは間抜けだね、と云われることも時と場合では本当に大歓迎....