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抵抗器
「抵抗器〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
抵抗器の前後の文節・文章を表示しています。該当する5件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「白蛇の死」より 著者:海野十三
一人の男が飛び出して、配電盤の前へ駈けつけた。彼は慣れ切っている正確な手附きで、
抵抗器の把手をクルクルと廻すと、ガチャリと大きな音を立てて再び電路遮断器を入れた....
「赤耀館事件の真相」より 著者:海野十三
動式X線装置が置かれてありましたが、警部は時計を見つつ、心得顔にスイッチを抑え、
抵抗器の把手を左右へまわすのでした。ジージーと放電の音響がきこえ、X線は実験室の....
「空襲葬送曲」より 著者:海野十三
たばかりだった。 「何処へ行くのであろう」 清二は推進機に近い電動機室で、界磁
抵抗器のハンドルを握りしめて、出航命令が出た以後の、腑におちないさまざまの事項に....
「火星探険」より 著者:海野十三
人三脚をやっているように、身体をくっつけ合って配電盤の方へ走る。 張は、界磁用
抵抗器のハンドルにぶら下って、両足をばたばたやっている。 ネッドは――ああ可哀....
「キド効果」より 著者:海野十三
験室の台上に引据えた。そして其の身体の直ぐ近くに装置を搬ぶと、複雑なスウィッチや
抵抗器やダイヤルを操って、興奮曲線を出すために数値を観測したのだった。 そして....