抹香臭い[語句情報] » 抹香臭い

「抹香臭い〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

抹香臭いの前後の文節・文章を表示しています。該当する3件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
法窓夜話」より 著者:穂積陳重
」という言葉もあって、「法論」というと、何だか御談義のようにも聞えて、どうも少し抹香臭いように感じ、且つ学名としては「論」の字が気に入らなんだから、これを「法理....
夢は呼び交す」より 著者:蒲原有明
行われている故以であろう。その中で穏かなのは彼岸花というのだけである。それとても抹香臭い。もともと実物がわが国になかったところへ、何かの理由があって余所から這入....
回想録」より 著者:高村光太郎
沢な所で、大奥の女中などが出入りしていた。外観はつまらないが、中は贅沢なもので、抹香臭いのと同時に変に麝香臭い所であった。墓地は今行ってみると格別のことはないけ....