押上げる[語句情報] » 押上げる

「押上げる〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

押上げるの前後の文節・文章を表示しています。該当する2件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
街頭から見た新東京の裏面」より 著者:杉山萠円
も居ない。只「地震鯰」が一匹控えているだけという証拠になりはしまいか。 青空を又押上げる? 地震に居残った旧式の大建築、又は最新式の丸潰れや半壊れのすき間すき....
旧聞日本橋」より 著者:長谷川時雨
はみだすのを、招き猫のような手附きで話をしながら、時々その手で、衣紋《えもん》を押上げるのだった。羽織の紐《ひも》が閂《かんぬき》のように、一文字に胸を渡ってい....