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押下
「押下〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
押下の前後の文節・文章を表示しています。該当する4件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「真田幸村」より 著者:菊池寛
午後、物見の者、また帰って来て、今朝のと旗の色変りたるもの、人衆二万ほど竜田越に
押下り候、と告げた。これ松平忠輝が軍兵であった。幸村|虚睡りしていたが、目を開き....
「みみずのたはこと」より 著者:徳冨健次郎
路を越して鉱泉宿まで来たそうだ。此窄い山の峡を深さ二丈も其上もある泥水が怒号して
押下った当時の凄じさが思われる。今は其れ程の水勢は無いが、水を見つめて居ると流石....
「星女郎」より 著者:泉鏡花
ぐと羅の襟が、肉置のほどの好い頸筋に掛って、すっと留まったのを、貴婦人の手が下へ
押下げると、見る目には苛らしゅう、引剥ぐように思われて、裏を返して、はらりと落ち....
「四十八人目」より 著者:森田草平
郎兵衛」と大書した絵符を両掛長持に附して、関所関所の眼を眩ましながら、五十三駅を
押下った。そして、二十三日には鎌倉雪の下着、ここで江戸から迎いに出た吉田忠左衛門....