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押手
「押手〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
押手の前後の文節・文章を表示しています。該当する2件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「大菩薩峠」より 著者:中里介山
とでござるから、やはり左からねらうがよろしい……かるにより近いところを射るには、
押手を勝手よりも低くすること、またその時は右よりねらわずに、左よりねらうのが本式....
「仇討姉妹笠」より 著者:国枝史郎
をやんわりと受けながら、主税は二歩ばかり後へ下った。 すると今度は山岸主税が、
押手に出でてジリジリと進んだ。 二人の眼と眼とは暗い中で、さながら燠のように燃....