押止める[語句情報] » 押止める

「押止める〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

押止めるの前後の文節・文章を表示しています。該当する2件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
大菩薩峠」より 著者:中里介山
ていましたけれど、ただ一時の恐怖と、幻覚から醒《さ》めてみれば、あながち、それを押止める根拠を持たないところから、そのままで引上げました。 三....
前記天満焼」より 著者:国枝史郎
返すべきじゃ!」 「先生々々、もうその御議論は……」 矩之丞は四辺りを憚って、押止めるように手を振った。 「うむ、よしよし」と中斎は頷き、しばらく沈黙していた....