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抽んでる
「抽んでる〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
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検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「夢は呼び交す」より 著者:蒲原有明
、すっかり枯れてしまう。それが秋の彼岸ごろになって、地面からいきなりに花茎だけを
抽んでる。咲く花もまた狂ったように見える。忌まれたのはそういうわけからであったら....
「夜明け前」より 著者:島崎藤村
には、今の世になってこの足利らが罪状の右に出るものがある、もし旧悪を悔いて忠節を
抽んでることがないなら、天下の有志はこぞってその罪を糺すであろうとの意味を記し添....