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担い棒
「担い棒〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
担い棒の前後の文節・文章を表示しています。該当する3件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「ピムキン、でかした!」より 著者:宮本百合子
ルーシャは三十五で、去年亭主に死なれ、三人の小さい子持ちである。彼女ははだしで、
担い棒の両端へバケツをつけながら、勢いよく、 ――こわいことなんか、あるもんで....
「新しきシベリアを横切る」より 著者:宮本百合子
な形だった。 日本でも女が水汲みをする。ロシアでも女がやっている。そして、この
担い棒をかついだ女村民の部落には村ソヴェトの赤い旗が雪の下からひるがえっている。....
「黒田如水」より 著者:吉川英治
の座だけを深目にして、すっぽり坐りこむ。そして神輿のように高々とかつがせるのだ。
担い棒は二本通し、前棒に二人、後棒に四人、都合六人して担がせた。これなら担う者も....