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「拍節〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

拍節の前後の文節・文章を表示しています。該当する4件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
試験管」より 著者:寺田寅彦
まいにはかえって一種の適度な爽快な刺激として、からだを引きしめ、歩調を整えさせる拍節の音のようにも感ぜられるようになって来た。 思うに、従来はいていた靴のかか....
俳句の精神」より 著者:寺田寅彦
。今のところ明白な説明はできそうもない。私見によるとおそらくこれは四拍子の音楽的拍節に語句を配しつつ語句と語句との間に適当な休止を塩梅する際に自然にできあがった....
詩の原理」より 著者:萩原朔太郎
に特色さるべき筈である。 然るに所謂「韻文」と称するものは、音楽の楽典に於ける拍節の形式を、そのまま言語に直訳したようなものであって、極《きわ》めて定規的なる....
鴉と唱歌」より 著者:寺田寅彦
間接か鴉の運動神経に作用しているらしく思われた。 しかし、これだけでは鴉が音の拍節を聴き分けるという証拠には勿論ならない。第一、この映画を撮影している人々が画....