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拙老
「拙老〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
拙老の前後の文節・文章を表示しています。該当する4件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「大菩薩峠」より 著者:中里介山
、拙者は別に用向があって上方《かみがた》から――して先生はこれからどちらへ」 「
拙老《わし》は伊勢参りの帰りじゃ、この与兵衛さんという人の家にお世話になってな、....
「怪異黒姫おろし」より 著者:江見水蔭
ぜたのが、霧隠れ雲隠れの秘薬とやら」 「それには又それで秘事口伝が有る。や、今夜
拙老の隠宅へ来なさい、何事も残らず打明けて語り聴かそう。それよりもこの屍骸じゃ。....
「備前天一坊」より 著者:江見水蔭
」 「や、心得て御座る。決してこれは毒死では御座らぬ。これは医師の立場からして、
拙老がどこまでも保証仕るで、御心配には及ばぬ事じゃ」 届書に俊良、食べ合せ物宜....
「瘠我慢の説」より 著者:榎本武揚
の答書 従古当路者古今一世之人物にあらざれば、衆賢之批評に当る者あらず。不計も
拙老先年之|行為に於て御議論数百言御指摘、実に慙愧に不堪ず、御深志|忝存候。 ....