拝呈[語句情報] »
拝呈
「拝呈〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
拝呈の前後の文節・文章を表示しています。該当する5件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「虚構の春」より 著者:太宰治
、なおも一片の誠実を具有していたなら! 吉田潔。」 中旬 月日。 「
拝呈。過刻は失礼。『道化の華《はな》』早速一読|甚《はなは》だおもしろく存じ候《....
「瓶詰地獄」より 著者:夢野久作
拝呈 時下益々御清栄、奉奉慶賀候。陳者、予てより御通達の、潮流研究用と覚しき、赤....
「鴎外の思い出」より 著者:小金井喜美子
にいる若い助教授のことでした。その人は耶蘇信者でしたが、短命で亡くなられました。
拝呈。先日は御細書下され候のみならず、其前後に色々御送寄|奉謝候。然るに先日の御....
「漱石氏と私」より 著者:高浜虚子
ら最近一月十日の日附の郵便が鎌倉の私の案頭に落ちた。それはこういう手紙であった。
拝呈 私は大正三年の春先生に松山で御目にかかり、四年の十二月に夏目先生に紹介し....
「予が出版事業」より 著者:柳田国男
先を控えて著者関係者、及び其当時自分の尊奉する限りの先輩へ、多くは手紙まで添えて
拝呈したのであった。あんな百二十頁のちっぽけな本に、徳冨山路等の一流文士の批評が....