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拝火教
「拝火教〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
拝火教の前後の文節・文章を表示しています。該当する6件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「河童」より 著者:芥川竜之介
の問題を尋ねてみました。
「それは基督教《キリストきょう》、仏教、モハメット教、
拝火教《はいかきょう》なども行なわれています。まず一番勢力のあるものはなんといっ....
「茶の本」より 著者:岡倉覚三
改造が可能となる。われわれは、無情な慈悲の神「死」をば種々の名前であがめて来た。
拝火教徒が火中に迎えたものは、「すべてを呑噬するもの」の影であった。今日でも、神....
「ルバイヤート」より 著者:小川亮作
何がわかろうか? (6) いつまで水の上に瓦を積んで*おれようや! 仏教徒や
拝火教徒の説にはもう飽きはてた。 またの世に地獄があるなどと言うのは誰か? 誰か....
「伸子」より 著者:宮本百合子
うだけよ――あなたこそしっかりなさるといいわ。――今何?」 「経文の翻訳です。昔
拝火教徒が使った呪文のようなものです……」 「面白くて?」 「さあ……」 「ただ....
「野ざらし」より 著者:豊島与志雄
ると、その石が岩に当って火花を発し、その火が広い野原中に拡った、それがペルシャの
拝火教のそもそもの火であるというようなことや、印度の火神アグニーは、枯木の材中に....
「新西遊記」より 著者:久生十蘭
た西蔵語訳のカンジュール(一切経)をはじめ、六朝唐代の石摺の経本(唐拓)、※経(
拝火教の経典)、摩尼教の教本、景教(ネストリアンというキリスト教の一派)の経本、....