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「拝辞〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

拝辞の前後の文節・文章を表示しています。該当する4件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
夜明け前」より 著者:島崎藤村
に通じ、十四日にはその事を御奏聞に達した。そしてこの大政奉還と、引き続く将軍職の拝辞とによって、まことの公武一和の精神がいかなるものであるかを明らかにした。あだ....
世界の一環としての日本」より 著者:戸坂潤
を持っていた世間は、やや拍子抜けの観がなくはない。宇垣組閣本部から、宇垣大将組閣拝辞直前に発表された処によると、政情は今や立憲政治かファシズムかの岐路に立ち、軍....
源氏物語」より 著者:紫式部
来の御|交誼に対してまずお祝いを申し上げなければと父が申しておりましたが、関白を拝辞しました自分が表だって出ることよりも、地位は低くとも中納言の私が主催するのが....
私本太平記」より 著者:吉川英治
い。それにたいして、正成がどう答え奉るかに、正季以下は、重大な関心をもった。 「拝辞するかもしれぬ」 「いや、いかに正成殿でも、勅とあっては」 「どっちにせよ、....