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「拾ふ〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

拾ふの前後の文節・文章を表示しています。該当する3件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
鳴雪自叙伝」より 著者:内藤鳴雪
玉葛の花ともいはず刈り干しぬ 秋の部 聴衆は稲妻あびて辻講義 朝露や矢文を拾ふ草の中 暁や鐘つき居れば初嵐 我声の吹き戻さるゝ野分かな 税苛し莨畑の秋の風....
四国遍路日記」より 著者:種田山頭火
ら、餅やら蜜柑やらお菜やら頂戴した、感謝々々。 (十一月八日) 木の実おちてゐる拾ふべし あとになりさきになりおへんろさんのたれかれ (野食) 秋あたたかく蠅も....
郷愁の詩人 与謝蕪村」より 著者:萩原朔太郎
らと照れる春日に雲雀《ひばり》あがり心悲しも独し思へば」や「妹《いも》がため貝を拾ふと津の国の由良《ゆら》の岬《みさき》にこの日暮しつ」などと同工異曲の詩趣であ....